Honda WAIGAYA BASE

キャンプエリア

2025/03/03 16:54

『薪割り機』の(私の中では)新しい潮流のお話しです。
 当方の薪割り機は、実家で子供の頃から使っていた「鉞:まさかり」&「なた」を皮切りに、「電動油圧薪割り機」·「バトニングナイフ」に続いて、「置き型楔(クサビ)」が最近追加されました。
(前回2/17投稿の「ロケットストーブ🚀」の最初の画像 「薪割り」で『置き型クサビ』を使用中)

 今回はこのニューフェイスの「置き型くさび」のお話しですが、これを知る迄は「なた」を主体として薪割りに励んでおりました。 しかし、広葉樹の薪や節が多かったり、少し太めの薪は「なた」ではなかなか割れず苦労してました。 ましてや、「ナイフ🗡️でバトニング」なんて見栄だけで、とても現実味が無い事など、皆さん薄々感じでいたと思います。 ナイフはもっぱら「フェザースティック🪶」を作るのが目的になってました。

 さて、今回ご紹介する「置き型くさび」+「ペグハンマー🔨」ですが、薪割り台にこれを置いて(ビスで固定も可能で固い地面ならペグで固定も可能)、この上に目的の薪を(木目を考えながら)乗せて、薪をハンマー🔨等でガンガン叩いて、『薪を叩き割る』工具です。 「なた」では力が入り切らなかったものが、木目を考えてから力任せに叩くだけで、当方では今まで割れなかった薪は有りませんでした。 「なた」では諦めた薪も、いとも簡単に割ってしまいます。
 「くさび」本体は単純に鉄の塊だけなので、いたって丈夫そうで何の躊躇いもなくガンガン叩く事ができ、私的には現在の主役になってしまいました。

 若干重量は有ります(850g程度)が、ハンマーはペグハンマー(650g程度)を流用する事でキャンプの総重量を抑えることができますが、車でのキャンプ⛺️ならそれ程気にはならないので、別途重量の有るショックレスハンマー🔨なら更に使い易いかもしれません。

 なお、楔(クサビ)としては、「置き型楔」の他に忍者の「苦無(クナイ)」の様な物も有りますが、置き型とは違い 手に持って使うタイプなので薪の固定がし難くて使い難いのと、安全面では置き型には遠く及ばないと思うので、私的には「クナイ型楔」は選択肢外でした。

【画像】
①私の「薪割り機」群
②今回の主役『置き型くさび』(刃の幅は10cm)
③「置き型薪割りクサビ」の使用方法画像(カタログより引用)

2件のコメント (新着順)
p8k
2025/03/03 20:52

私も風呂の湯沸かし用に斧で薪割りをしていたのを思い出します。
当時はりんごの木がたくさんあったので、薪はいくらでも手に入ったのですが
今は残っていません。
薪割りにもテクニックがあって、わかってくると気持ちよく割れた気がします。


ikumin883
2025/03/03 21:08

p8kさん こんばんわです。

 私の実家も、隣接していた「りんご畑」だった所も自宅に買い増ししたので、最初の頃は「りんごの木」も沢山薪としてました。 燃やすと甘い香りがして良かったのですが、果樹にするリンゴ🍎の木は、もぎ取り易くする為低い樹形で育て、更に枝の分岐も多くしてリンゴ🍏が沢山付く様に育てる為、薪としては割り難くて嫌いだった思い出が有ります。
 ただ、杉や松の針葉樹系の薪は木目が真っすぐの物が多く、パッカーンと木目に沿って気持ちよく割れるので好きでしたが、リンゴの木は親たちが割ってくれて、子供達には針葉樹を回してくれていた様でした。

p8k
2025/03/03 21:27

ikumin883 さま
確かにりんごは木目が曲がっていて割りにくいですね。
チェンソーで割りやすそうな場所を探しながら
切っていたのを思い出します。
短い方が楽に割れるのですが、親が嫌がってました。
チェーンの摩耗かガソリン代か、はたまた積んだ時の揃い具合か、
いるいろ想像してみますが、理由はもうわかりません。

ikumin883さん
子供の頃、田舎のお風呂が五右衛門風呂だった時に時々手伝いで薪割してました。
主にまさかり(田舎ではヨキって呼んでた)を使ってました。
まさかりタイプから機械式まで色々有るんですね。
まさかりやなたは刃が有って取扱注意ですが、これならかなずちにだけ注意すれば安全ですね。


ikumin883
2025/03/03 20:15

チェッカーフラッグさん こんばんわです。
 当方の実家も、「五右衛門釜」をコンクリートとタイルで埋めたお風呂だったので、実家に居た中学までは薪風呂で、小学生の頃から兄弟達も薪でお風呂を沸かしてました。 また、風呂場には水道が無く、「手押しポンプ」で水を汲み上げてました。 いづれも小学生には大変な作業で、「手押しポンプ」は飛び上がりポンプの柄にぶら下がって汲み上げる動作の繰り返しで、風呂に水が溜まるまでどれ程繰り返したか忘れましたが、大変な作業でした。 おかげで小学校の体育の「懸垂」は、けた外れの学年トップを毎年更新してました。

 そんな実家も、当方が家を出て都内の高校に通ううちに建て替えられ、手押しポンプの井戸も姿を消してました。 しかし「まさかり」は使わなくなって納屋に埃にまみれてたので、当方が家を建てた後貰って来まして、今回の画像の「まさかり」は、その60年以上前の「まさかり」です。

 実家の長野市を離れ、現在の新潟県に仕事の関係上居を構える事となり こちらに家を建てました。 しかし、ごみごみした町中が性に合わず、「山林付きの宅地」を購入し、そこに家を建てる事としました。 これにより、普通の人なら購入しないであろう「エンジン刈払機(4台)」や「エンジンチェーンソー(3台)」・「電動油圧薪割り機」などを使って、山林の開墾と「自宅で庭キャン」用のキャンプサイトを作ったりして楽しんでおります。

【画像】
①庭から一人で切り出した赤松の株を輪切りにし、バーナーで焼いてワイヤーブラシで磨き、ニスを塗って娘と共に「床の間飾り」
②作成中の「自宅テントサイト」
③自宅テントサイトでの「雪中キャンプ」とテントサイトから見上げる自宅(右下奥)

PS:斧琴菊(よきこときく)の斧(ヨキ)ですね。 手斧だったと思いますが、斧琴菊は和柄のデザイン名だったはずですが、『犬神家の一族』の方が有名ですかね。 ねぇ金田一さん

ikumin883さん
すばらしいです。
なんか、本格的に開墾しててすごいですね。
自分の思い通りの住み家が出来そうで羨ましい~。
まだまだ楽しく作業できそうですね。

そうでした。
まさかりはもう少し大きいタイプのもので、実家に有ったのは斧ですね。
ちょっと幅のあるものも有りましたが、あれも斧ですかね。

ikumin883
2025/03/04 18:47

チェッカーフラッグさん
『weblioデジタル大辞泉』の『ちょうな』に、丁度よさそうな説明が有ったので紹介させてもらいます。
https://www.weblio.jp/content/%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%AA?dictCode=SGKDJ
 当方、「ちょうな=手斧(ちょうな·ておの)=アックス(ハチェット)」と思ってましたが、色々と違う様でした。 一応、鍬(くわ)の様な曲がった幅広の「ちょうな」も 大工の道具という事は知っており、かないの実家の納屋にも実物が有りましたが、使ったことは有りませんし、使っている所を見た事も有りませんでした。

 また、株式会社 8A GARAGE(ヤエイガレージ)によると、
《ハチェットもアックスも大きなくくりでは斧と呼ばれていますが、ハチェットは柄が短く、主に大きな薪を繊維に沿って細かく割るためや、細い枝を払ったりするために使用されます。

一方、アックスは柄が長く、刃の重量も重いため木の繊維を横方向に切断することができ、主に木を切り倒したり、薪を切り出したりするために使用されます。

ハチェットはアックスと比較して威力は劣るものの、小型で携帯性が高く、扱いやすいというメリットを持っているため、キャンプサイト周辺での作業に適しています。》
との事でした。
https://8agarage.co.jp/sotopia/277#index_id1

 以上、少し自分の勉強にもなりました。

【出展元】
・weblioデジタル大辞泉の『ちょうな』
・株式会社 8A GARAGE(ヤエイガレージ) 2022/11/21「記事」・ハチェットとは小型の斧!!キャンプで使えるハチェット10選!

ikumin883さん
詳しい解説ありがとうございました。
まさかりと言えば金太郎。
金太郎の持ってるまさかりは大きく太く刃の部分は幅が有ります。
あれを想像していたのですが、違いましたね。
上の図のまさにまさかりが家に有ったものです。
全てひっくるめて斧なんですね。
勉強になります(^^♪