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キャンプエリア

2024/03/02 15:44

【DIY中の2点】
DIYでキャンプ用機材の手入れとデコレーションの2点のご紹介。
 
①『Coleman508ガソリンストーブ(ツーレバー)』の折れてしまった「火力調整レバーロッド」交換  
②『ダブルウォールチタンマグ』をバーナーで「チタンブルー」に焼き上げ、取っ手に着火用の「麻ひも」でデコレート
 
①点目は、ちょっと大物に挑戦中で30年以上前に購入したガソリンストーブでColeman508(ツーレバー)。 これの後継機で「火力調整レバー」の無いColeman508A(シングルレバー)はオークションでもよく見かけるのですが、火力の調整が可能であったColeman508(ツーレバー)は希少機種です。
(Coleman508は火力調整レバーのロッドが折れ易く、ジェネレータ毎交換する必要が有り、508Aに型番変更して火力調整レバーを無くし、簡素化して機能性よりも故障率の低減によるクレーム回避に走ってしまったんじゃないかと思ってます。)

 さて当方のストーブは、34年前の1990年3月製で「火力調整レバー」有りのColeman508ですが、「火力調整レバーのロッド」が折れ、全くガソリンを噴出しないまま固定されてしまい、バーナーとしては全く機能しない状態になってました。
 しかし、ジェネレーターを交換しないまま放置していたら、ジェネレーターが製造終了し、今ではジェネレーターだけで2万円もする始末で本体が2台も買えそうな値段になってました。 よって使わないまま放置していたのですが、2年前に『ホエーブス625』を修理復活させ、現役復帰させた事も有ったので『Coleman508』もチャレンジしてみてます。
 本来ならジェネレーター毎一式の交換ですが、折れたレバーのロッド部分だけ自作交換する為にジェネレーターを分解し、何とか固着していたロッドと固定していた真鍮製部品の取り出し迄は何とかこぎつけましたので、もう一息頑張りが必要です。
 なお、一応ジェネレータパイプの空焚きも実施し、カーボン除去もしてはみました。 数回ポッいう音と共に白い煙が立ち昇っては消えを繰り返してました。

 バルブ内部の真鍮部品の取り出しは、なかば諦めかけたくらい大変で、冷凍庫で冷やしておいた後、バルブをガストーチで焙り、バルブ外表面が温まって膨張した時を狙って、すかさずアンビル(金とこ)に変形しない程度に打ち付け、慣性力で出させる事として、何度もトライするうちに少しづつ出てきました。
 さて、引き続き折れたロッドの製作が待ってますし、全部組み立てながらガスケット代わりのグラファイトパッキンの組込みも必要で、まだまだDIYを楽しめそうです。

②点目は、上記①の合間を縫って、暇つぶしに『チタン製ダブルウォールマグ』をガスバーナーでチタンブルーに焼き上げてみました。 マグカップ内に氷水を入れておき、外装部だけガストーチで熱くなるように焙ってみました。
 また、薄くて持ちづらかった取っ手に「焚き火の着火用に購入していた麻ひも」を巻いてみました。 巻くのはパラコードにしようかとも思ったのですが風情が無さそうなので、焚き火の着火用に使っている「麻ひも」に目を付け、試しに巻いてみたら なかなかの出来なのでこれで手を打つことにしました。 ただ水には弱いので食器洗いには困るのが難点かも。

3件のコメント (新着順)

ikumin883さん、投稿ありがとうございます!
DIYでキャンプ機材のメンテナンスに挑む姿勢、本当に素晴らしいです🏞️
それぞれのアイテムに込められた愛情が伝わってきます♬
次なるDIYの成功も期待しています🌟

MotoR
2024/03/03 08:31

こんにちは、ikumin883さま。

Colemanは構造が簡単なのでバラシてメンテナンスしやすいですネ
私のランタンも久しぶりに使ったら、グラファイトパッキンから燃料漏れ…😅

随分昔に沖縄に遊びに行った際に購入した、米軍払い下げの200Aと502を持っています。
(今でも、国際通りで買えるかナ?MIL規格なので、カラーはOD色ですが…)
ビンテージの部品は、アメリカからの個人輸入がおススメですヨ😄

黒いアマガエル
2024/03/02 17:37

ダブルウォールでも破損することなく
焼き付けることができるのですね。
味が出ますね(^^)
取手は滑らなくて使いやすそうです。


ikumin883
2024/03/02 18:54

 黒いアマガエルさん、こんにちわです。
 実は、以前に「焼いてみようと」コンロにかけたら内部が膨張し、底板が膨らんでしまい水平に置けなくなってしまいました。
 真空二重マグでは無いので、内部の空気が膨張してしまった様です。

 試行錯誤の末「冷凍庫」に入れてみたら見事に凹んで元に戻り、使用できると喜んだのですが、熱い物を入れたとたん大音量で「パッカン」と少し甲高い音が鳴り響き、元の膨らんだ状態に戻るとともに、その勢いで中の飲み物がこぼれてしまいました。
 再度「冷凍庫」入れると元の凹んだ状態に戻り、熱い物を入れるとまた膨らんでしまう事を繰り返しており、諦めて膨らんだままであればこぼれる事も無いので、水平でなく安定性は悪いものの暫く使ってました。

 折角なんで膨らんだ状態で木片で底部を叩き膨らみを戻してみたら熱い物を入れても膨らまなくなり、現在問題なく使えております。
 画像は、当て木をして少しづつ叩いた、マグカップの底です。 まぁ自分では見える所じゃないし「まぁ、いっかぁ」ですが、飲むとき向かい側の人には凸凹が良く見えちゃうかも です。

 『どうせケチが付いたのなら、いっその事チタンブルーに焼いてしまえ』と思い、マグカップの内側を冷やしつつ、外側を焙ろうと考え、内部を氷多めの氷水で満たし、ガストーチで外側を焙ってみました。
 今度は膨らむことも無く焼き上げることができましたが、綺麗なチタンブルーと言うよりは少し茶色っぽく焼きあがりました。 少し焼き加減が足りないかとも思いましたが、一応真っ赤には焼きながら作業してたので、これ以上強火力に曝すとチタンブルーを通り越して黒茶色になってしまうのも嫌なのでこの状態で我慢することにしました。

 以上、取説には「火にかけないでください。」とも書いてあったし、自己責任の範疇なので『まぁ良しとするか。』ですので、人さまにはあまりお勧め出来ないかもです。

黒いアマガエル
2024/03/02 19:45

チタン職人でなければ思いどおりの
色出しは難しいですよね。
内側から冷やしながら外から熱する…ギリギリの作業ですね(^^) 素晴らしい。
備前焼でこんな感じの色が出ることありますね。

木片で打ち付けている底も
使い込んだ感じに見えて、
キャンプ上級者の趣きです。

取手に真田紐を使うのは
どうでしょうか?