ふと思う事があり、
某古書店に立ち寄った。
訪れた時間が遅いこともあり、
「今日の目当てはCD!」、
と決めてその棚に向かう。
確か自分が目指すジャンルはこの辺り
と見当をつけて探すが少しわかりづらい。
それは字が小さいこと、
向きが逆だったりすることが
理由であるが、挫けず見ていくと、
探していたものはないのだが、
英字で何か書いてある一つが気になり、
引き出してみる。
松田優作クロニクル…。ん?
見ると、松田優作が出演していた
映画やドラマで流れた曲等が
収録されているらしい。
うん、これは、聴きたい。
レジに向かおうとして、振り向く。
何かに後ろ髪を引かれる。
先程のCDのすぐ隣にあった、
白くて何だかわからない物。
何だろう。
これも引き出してみる。
表には薄ら模様があるが、
それは、
起き抜けの白いシーツのように
見えなくもない。
字も殊更小さくて白地に銀で
見えづらい。
『火曜サスペンス劇場 主題歌集』
先般から時折、
話題の片隅に登場していた、
懐かしいフレーズがそこにあった。
ああ、それは勿論、聴くでしょう。
それら2つを手に、レジへ急いだ。
次の日、別のCDを車のオーディオに
読み込ませた後、これもやっておこう、
と例の白いCDをセットし、
あまり最近しないことだが、
ブックレットを取り出してみた。
それが今回
自分が得た一番の収穫だった。
そこには『火曜サスペンス劇場』の
生みの親であるスタート時の
チーフプロデューサー
小坂敬氏の言葉があった。
日本テレビとして初めての
レギュラー2時間ドラマ番組を
作っていく上での決意と、
視聴者へ強烈に印象付けるための
主題歌作りへの想いが
振り返って綴られていた。
イメージとした曲があり、
それに賛同した作曲家と
素晴らしい歌詞を書き上げた作詞家、
タイトルは『聖母たちのララバイ』、
歌は岩崎宏美に決まった。
開始から4ヶ月後の200本の
主題歌プレゼントに35万通の応募があり、
その2ヶ月後発売されたレコードは
ミリオンセラーとなって、
その年の日本歌謡大賞を獲得した。
この時の受賞の様子は自分の記憶にも
はっきりと残っている。
セミロングヘアの抜群に歌の上手い女の子が
その歌を歌い上げていた。
ブックレットには、あと
日本テレビ 編成局
エグゼクティブプロデューサー
長富忠裕氏の言葉として、
『火曜サスペンス劇場』は
“人間ドラマの感動”を追い求めており、
それを効果的に盛り上げるために
『聖母たちのララバイ』をはじめとする
主題歌たちは存在し、
エンディングで主題歌が流れることによって、
「人間って捨てたもんじゃないな、
明日もガンバロー。」
と感じてもらえたと自負していると。
それぞれレコード会社が違い難しいところ、
困難を乗り越えて竹内まりやの2曲以外
(18年目の時点で)なんとか収録が出来たので、
それぞれの主題歌の時代の
『火曜サスペンス劇場』を思い出しながら
聴いてもらいたい、
というような内容であった。
当時を熱く思い出しながら、
聴くとしよう。
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投稿を表示懐かしいですねー!オープニングのジャーンジャンジャーーンっていうのが今でも脳内再生される事多いです。
そういえば岩崎宏美さん、最近離婚されたとの事、Yahooニュースに載ってました。年齢見てビックリしました。いつまでもお若いですよね。
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投稿を表示マドンナ達のララバイ❗️
宏美ちゃーん♥️
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投稿を表示面白い物見つけられましたね!
話題が戻ってすみませんが
私は圧倒的に前者
Shogunのbad City、Lonely Man
は入っているかな?
探して見よう!
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投稿を表示中古品は一期一会ですからね。
出会いの予感、霊感が強いのでしょうか。
私の掘り出し物はユーミンのコンサートライブ盤かな。
枚数限定で、時期を逃したら手に入らないものでした。
現在、車の中では自分でパソコンで演奏させた曲ばかり
SDに書き込んで聴いてます。