《誰にでも起こりうるかもしれない出来事・連休にした後悔編》
丁度1ヶ月ほど前、5月の連休最中に
仕事で動かなければならなかった朝、
連休でここがこんなに渋滞するんだ、
と結構時間を気にしながら
渋滞の列で並んでおりました。
そして、一定時間を開けて、
渋滞の列前方に動きがあったので、
また一連の動作をしなくては、
と、クラッチを踏んで、
サイドを下ろし、さあ発進、
と思ったところ前が動きません。
『あれ?どうしたかな?
気づいてないかな?』
暫く待っても動きません。
『もしや具合が悪い?』
でもそこは片側2車線の
逃げ場のない道路です。
簡単に車外に出て
見に行けるような場所ではありません
(自分の車はバケットシート並みのサポート力を持つセミバケットシートであり、通常の車より大きくドアを開けなければならない構造&降り方に選択肢の無い右手負傷者)。
様子を見ているとそのうち後方の車は、
右車線に空きが出来ると車線変更し、
どんどん減っていきます。
自分もと思いつつもドライバーが気になり、
かと言ってまだ先は何キロもあり
下手すると先方との約束に
遅れるので悩んだ末、
『申し訳ない!』
車線変更して横を通り過ぎました。
20〜30代くらいの女子でした。
全くのフリーで何も約束が無ければ
本来なら、後ろから前に移動して止めて、
発煙筒ぐらい焚いてあげて、
その間本人に連絡を取らせてあげるように
するべきだったのですが…。
自分はその後、
その先で今までにないくらいの渋滞に
ひっかかり、
かなり危ない時間になってから
やっとUターン出来て知らない道を
探して抜け、なんとか目的地へ
辿り着く事が出来ました。
普段なら10分かからない区間が
40分くらいかかりギリギリ
滑り込む羽目になりました。
そこからまたその現場に戻るかどうか
考えたのですが、
もう流石にどうにか片付くか
JAFでも呼んでいるだろうと思い
戻りませんでした。
どうなっただろうと、
後々ふと思い出しては気になる出来事でした。
そう、今日までそれは、
その女子を助けられなかった
後悔でしかありませんでした。
それがまさかこんな事態が
起こることになろうとは。
〈つづく〉