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春の訪れ写真

ikumin883
2024/03/27 02:51

『春の女神』ギフチョウ

 自宅のウッドデッキに訪れた、『春の女神』と呼ばれる「ギフチョウ」です。 古くは錦蝶とも呼ばれてたアゲハチョウのちょっと小振りな感じの、祖先種の特徴を持つ小型の蝶で、日本の固有種です。

 これにそっくりな「ヒメギフチョウ」が居り、こちらは日本固有種では無く、中国東北部やシベリア沿海州・朝鮮半島・日本の太平洋側と広く分布してます。

 

 両者の確実な見分け方は、

①前翅のいちばん外側に並ぶ黄白色の斑紋が、一番上の1つだけが内側にずれているのがギフチョウでずれていないのがヒメギフチョウ。

②後翅の外側の斑紋が、ギフチョウは橙色、ヒメギフチョウは黄色

 また、尾状突起が長く、先が丸いことなども「ヒメギフチョウ」との区別点となると書かれてました。

 但し、日本固有種である「ギフチョウ」『春の女神』は、

 ・国際自然保護連合(IUCN)により、レッドリストの「準絶滅危惧(NT)」の指定

 ・環境省レッドリストでは、「絶滅危惧II類」に指定

 とされ、新潟県としては「準絶滅危惧種」に指定されている貴重な蝶だそうです。

 

 さて、画像は2018年3月31日に自宅のウッドデッキに来ていた「ギフチョウ」を写しましたが、春の訪れとともに普通に自宅の周りを飛び交ってますが、なかなか停まってくれず、停まっても思った場所じゃ無かったり、また良い感じに羽を開いてくれないので、撮影にはほとほと苦労しました。しかし、この『春の女神』を見つけると「春が来たなぁ」と実感します。 但し、何気なく見かけてはおりますが、本当は貴重な蝶の筈なんですよね。

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3 件の返信 (新着順)
4-LAB
2024/03/29 16:31

すごおい!
ギフチョウが自宅に!
うちのまわりは、モンシロチョウとモンキチョウとアゲハチョウ(種類がわからない)くらいっちゃうかなあ。
うらやましい!

ikumin883さん、ご投稿ありがとうございます!

とても美しい柄の蝶ですね〜🦋
「春の女神」と呼ばれているのが納得です✨
ご自宅の近くで貴重な蝶に出会えるとは羨ましいです☺️

黒いアマガエル
2024/03/27 14:50

ギフチョウ、
おうちで見られるとは!
様々な場所で天然記念物の指定を
受けていますよね。
小さい頃からの憧れの蝶です。
一度でいいから、
生きた個体を見てみたい!

見るからにフカフカと暖かそう。


ikumin883
2024/03/27 18:08

 黒いアマガエルさん、いつもリコメンド有難うございます。

 さて、「ギフチョウ」の貴重性を解って頂ける方が早速現れて頂けて嬉しいです。 「恐悦至極に存じます。」と言ったところでしょうか。

 おっしゃる通りのギフチョウも舞う、凄い自宅の庭でして、こんな所に「自宅で庭キャン」用のテントサイトを作ってソロキャンしてます。

 今年はまだ寒い日が続いているのでギフチョウは見れておりませんが、4月に入れば見れると思います。 ほぼ桜🌸の開花と一緒に現れて、桜の終わりと共に見なくなるようです。 ただ、写真に収めるのは極めて難しく、同じルートで飛翔はするものの、停まることがあまり無いのですが、写真のこの個体はウッドデッキの同じ所に何度も停まっていたので、意を決して「よっしゃー! 写真に収めてやろう」とデジイチに望遠ズームを三脚に据え、レリーズ片手に粘った末に、数回目に羽を広げた所を写せました。(5年程前の事です。)

 その時に調べたのですが、「何か好みの花が有ればそれを置いてみる事で写真に収めやすいかも」と思ったのですが、黄色の花は好まない様だとまでは解りましたがそこまででした。 ただ、「花でなくても幼虫の食べる植物でも良いかな?」とも思いましたが、自宅の庭にはそれらしい植物は見つけられておりません。

 我が家から少し離れた所に「柏崎・夢の森公園」と言う市民協働によって運営がなされている広大な里山公園が有ります。 ここは「コシノカンアオイ」という、ギフチョウが食する数少ない種類の植物のひとつが自生しており、我が家の近くにも有るのかもしれません。 これが有ればギフチョウも乱舞するので写真にも収めやすいかもしれませんが、前述の様にまだ自宅の庭では見た事は有りませんが近くには有るのだと思います。

【追記】
 「コシノカンアオイ;越の寒葵」(越乃寒梅🍶じゃ有りませんよ)も日本の固有種で、本州の日本海側,秋田県南部,山形県,新潟県,福島県西部,長野県北部に分布し、低地から山地のおもに落葉広葉樹林の林下に生育する日本海側多雪地帯に適応した種。 だそうです。

餌となる植物からして準絶滅危惧種で、
地域も限られるとなると、
生息域も縮小の一途ですね。

コシノカンアオイの葉は、
見た目シクラメンに
似てなくもないので
近い種なのかと思ったら、
種は全く違い、
花の見た目も全く異なりますね。

最近オオムラサキも見ないので、
植生も大きく
変わってきているのでしょうね。

ikumin883
2024/03/28 21:34

 2010年4月に目の前の里山で撮影にチャレンジしてみた時は、何頭も飛翔してはいるものの、なかなか停まってくれず、留まってもあちこち転々と場所が変わるし、やっと留まった所に追いついても、羽根を綺麗には開いてくれなかったり、折角開いても方向がいまいちだったので回り込んでいるうちに飛び立ったりと、納得できる写真は撮ることができず、止む無く諦めた時の失敗写真たちです。 もちろん三脚になどセットできるわけもなく、重いデジイチ片手に雑木林の間を静かに走り回ってズーミングしてました。

 こんな風に、苦労しても満足な写真には収めきれてませんでしたので、何とか粘り勝ちで撮れた時はとても感激でした。

うわー、動いてますね!凄い!
生で見たいものです。

羽をしっかり開かないと
豹柄に見える(^^)面白い。
アゲハに比べて、
羽が重そうに見えますね。
このしっかり自己顕示しない様子が
またいいですね〜(^。^)
珍しい画をありがとうございます。

ikumin883
2024/03/29 12:23

2018年3月31日の自宅ウッドデッキのも見繕ってアップしてみます。
 眼にピントを合わせると翅の柄が不鮮明になるし、絞り込んでピント域を広げるとシャッター速度が遅くなるしで、なかなか纏まらず、そんなことに時間をかけていると直ぐに飛び立ってしまうし、試行錯誤の数枚でした。

ikumin883
2024/03/29 12:23

 まんべんなくピントが合焦した感じですが、翅を動かした様で前翅が少し下がった感じになってしまい、躍動感が落ちてしまいました。

ikumin883
2024/03/29 12:24

 体の「もっこもこ感」がよく解る一枚です。

ikumin883
2024/03/29 12:24

 前翅が、よりいっそう下がってしまい、可哀想な一枚になってしまいました。
 さながらF-14 トムキャットの「可変後退翼」といったところかも。

ikumin883
2024/03/29 12:25

舞い上がる直前。

沢山ありがとうございます!(^-^)

下りていってる(^^;
やはり重いのでしょうか。
あ、でもトンボでも、
最初はピンとしているのに、
やれやれ、て感じで、
時間が経って少し下ろしたような
状態にしたのを見ます。
リラックスして
休んでいるのでしょうか。

車の信号待ちで、
クラッチとブレーキ両方を
踏んでいたら、
信号が変わったばかりだったことに気づいて、ニュートラルにして、
クラッチだけ離した、みたいな?
(体は少しリラックスしますね)

腹部分は真ん中の
黒い部分だけなのですね。
当たり前の事に今気づきました。

歩いてる?
何か無茶苦茶可愛く見えて来ました。