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私の癒しショット

ikumin883
2025/01/24 23:36

稲刈りを終えた田んぼと、稲架掛け(はさがけ)を終えて立ち並ぶ稲架木(はさぎ,はざき)

 稲架掛け(はさがけ∶稲穂🌾の天日干し)用に、畔道(あぜみち)に立ち並ぶ、稲架木並木(はさぎなみき)。

 例年なら雪原にたたずむ筈の新潟県の稲架木並木も、雪の極端に少ない今年は1月下旬だと言うのに秋の様な稲架木並木です。

 雪解け水が残る田んぼには、刈り株(かりかぶ∶稲を刈った後の切り株、稲株。)が規則正しくきれいに並んでました。

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2 件の返信 (新着順)

ikumin883さん、ご投稿ありがとうございます✨

雪の少ない年ならではの風景ですね❄️
自然が織りなす風景に心が和みます😊

黒いアマガエル
2025/01/25 07:47

物寂しいような、
立ち止まりたくなる景色ですね。
木の格好が特徴的ですが、風でこうなるのでしょうか、自然に?

稲架木にはどうやって稲を掛けるのでしょうか?これに横木を固定するとか?


ikumin883
2025/01/25 20:37

黒いアマガエルさんどうもです。
 さて、今回のお題『私の癒しショット』の画像は、昨日(1/24)「燕・三条」に行く途中、海岸ルートからアクセスすると途中に「越後一之宮」の弥彦神社を擁する弥彦村が有り、そのお膝元に「岩室温泉」が有ります。 その岩室温泉からの道並みに『夏井のハザ木』と呼ばれる一角が有り、約600本の稲架木が守り継がれてきた『夏井地区』の稲架木の風景です。

 “稲架木”は「はさぎ」と呼ばれたり「はざき・はざぎ」と呼ばれたりと、地域により色々な名前で呼ばれている様ですが、米どころ新潟の原風景の一つとして有名になってます。
 【学名】:トネリコ(モクセイ科)
 【別名】:サトトネリコ,タモ
 【俗名】:タモギ,ハザギ(稲架木)
だそうで、この『夏井地区』の保存本数は約600本と紹介されてました。

 この稲架木の使い方は、ご想像の通り横木の竿を何段か渡して、その竿に稲を干します。 その目的のために幹の下方は枝払いし、頂部の枝は残すので、こんな形の木が何本も立ち並ぶ様になったようです。

 解り易い画像が、『いわむろ観光情報案内施設』のサイトに有りましたので画像をお借りしてきました。
https://www.iwamuroya.com/

肋木のように何本も渡すのですね。
防風林や屋敷林や雑木林など、自然のものに見えて
人々が古くから守り育てて、役立てているものは色々あるのでしょうが、
殆ど知らないことがわかりました。
確実に役に立っているものは、大切にされているから、景観も美しく洗練されていますね。
旅先でその地域特有の風景がありましたら、歴史など調べてみたいと思います。
ありがとうございます。